日経平均株価の史上最高値の更新はならず 投資家は期待も「実感ない。賃金上がらず物価高い」の声も

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2024年2月に入ってから2000円以上値上がりしている日経平均株価。史上最高値の更新に期待が高まっています。果たして19日は更新となったのでしょうか。

2月16日の取引中にはバブル経済期の1989年12月につけた終値の史上最高値、3万8915円まであと50円に迫った日経平均株価。投資家は…

投資家:
「すごい期待してますね。今もスマホで株価を見ながら歩いていて」

19日午前は前週末の終値をはさんで一進一退の展開に。その後、過熱警戒感から150円ほど下げる場面もありましたが、根強い先高観を背景に終値は前週末より16円安い、3万8470円まで盛り返しました。

19日は史上最高値の更新はありませんでしたが、投資家の期待感は高まっています。

投資家:
「かなり上がっているので、個人的にはうれしいですね。期待しています」

一方でこんな声も…

町行く人:
「実感がない。賃金は上がらないし、物価は高い」

名古屋市中区の証券会社では、株価の値上がりを受けて相談件数が2割ほど増加しているといいます。株高の要因については…

みずほ証券 名古屋支店・田中政敬副支店長:
「(アメリカ株と比べて)相対的に割安な日本株に、外国人投資家の資金が大型株を中心に投資に向かっている。加えて2024年に始まった新NISAによる個人マネー流入の効果も考えられる」

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