「2024年の春闘は正念場、2023年上回る賃上げ不可欠」愛知の労使が春闘前に懇談会
2024年の春闘に向け、県内の労働組合と経営者団体が2月1日、意見交換会を開きました。
2023年の愛知県の平均賃上げ率は3.32%と、約30年ぶりの高水準となりましたが、物価高から実質賃金はマイナスが続いています。これを受け、2024年の春闘について連合愛知の可知会長は…
可知洋二会長「(今年の春闘は)経済、賃金、物価が安定的に上昇する経済社会に転換する正念場。大手のみならず、中小企業に至るまで、2023年を上回る賃上げが不可欠」
これに対し、経営者協会の大島会長は、中小企業では賃上げの原資となる価格転嫁が進んでいないとして、業界全体での環境整備に取り組むと応えました。