トヨタの次世代モビリティ「e-Palette」 自動運転の車内で異世界へ!? 乗り物がエンタメ空間に
長久手市の愛・地球博記念公園・モリコロパークに登場したのは、トヨタの次世代モビリティ「e-Palette(イーパレット)」。広々とした車室空間なので、バスや移動販売車などさまざまな場所で活用されることが期待されます。今回はトヨタ紡織の新システムを導入した「次世代エンタメバス」を取材しました。
バスやショップ、ロッカーとしても使用
e-Paletteは自動運転で走行します。安全を管理するオペレーターはいますがアクセルペダルやハンドルはありません。立ち乗りでは20人乗車でき、最高時速は19キロ。電気自動車なので、走行音はとても静かです。広い室内空間という特徴を生かして、バスやショップ、移動販売車、ロッカーなど幅広いシーンでの活用が期待されます。
モリコロパークで披露されたエンタメバスは、トヨタ紡織などが開発したコンテンツ体験支援システム(MOOX RIDE)を導入しています。さっそく乗車してみると、目の前のモニターにデジタルガイドが映し出されました!
トヨタ自動車 牟田隆宏さん:
「e-Paletteのコンセプトの大きな柱が、大きな移動空間を利用して新しい移動サービスや移動価値を提供していくものです。今回のコンテンツと、きれいにマッチングしました」