「警察だ。武器を捨てろ」名古屋鉄道と愛知県警がテロ想定訓練実施 乗客の誘導や警察への通報の手順を確認

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名古屋鉄道は、電車内で刃物を持った男などに迅速に対応できるよう、愛知県警と合同で訓練を実施しました。

刃物を持った犯人役の男:
「くそがー。殺すぞ。ふざけやがって。どいつもこいつも」

刃物を持った犯人役の男が電車内で暴れます。

車掌:
「刃物を持った男が暴れています。警察の通報をお願いします」

車掌からの通報で…

警察官:
「警察だ。武器を捨てろ。暴れるな」

警察官4人が犯人役の男を取り押さえました。

これは、名鉄常滑線大江駅で行われたテロへの対応訓練です。電車内にいる不審者が、刃物を持って暴れた場合と、化学物質を使ったテロを起こした場合を想定して行われました。

訓練には、警察官や駅員などおよそ80人が参加し、乗客の避難誘導や警察への通報などの手順を確認していました。

名古屋鉄道 鉄道事業本部 御堂直弘さん:
「京王電鉄や小田急電鉄などで刃物事件が起きている。鉄道事業者だけでは、刃物やテロに対応できないので警察、消防などと連携することが大事と考えて訓練を実施した」

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