【奇祭】血まみれのキツネに戦慄! 泣き叫ぶ子どもに容赦なし 豊川の恐怖の祭り「どんき」に潜入
「血まみれで鬼ごっこがある」と、物騒なウワサが飛び込んできた愛知県豊川市。さっそくスタッフが調査をすると、キツネの面をかぶり、白装束に返り血のような痕のついた恐ろしい写真を発見します。
まるで“リアル逃走中”
キツネや天狗が子どもたちを追い回す行事が行われるのは、下佐脇地区にある長松寺で行われる「どんき」。「どんき」とは、火防大祭の中で行われる行事の1つです。寺にまつられているキツネと天狗が子どもたちを捕まえ、紅がらを体に塗りつけるという珍しい祭りです。
神様であるキツネや天狗に紅をつけられた子どもには、無病息災のご利益があるといわれています。とはいえ、あまりの恐ろしさに子どもたちが逃げ出してしまったとのこと。そこから、子どもたちを追いかけ回す形式へと発展したそうです。
ジリジリと距離を詰めてくるキツネの迫力に、小さな子たちは泣き出してしまいます。そんな子どもにも、キツネは容赦なく捕まえて顔に紅を塗っていきます。逃げるのを止めて観念した子どもが「優しく塗ってください」と懇願するのも「どんき」ではよくある光景です。
1時間と長丁場のリアル逃走中は、体力配分が重要です。逃げる子どもたちの中には、LINEで情報交換する子たちも。過去に何度も参加してきた中学生は、保育園の裏にある秘密基地で休みながら待機する作戦を敢行します!