水素の充てん 大規模ステーションでなくても可能に 愛知県が簡易型水素貯蔵装置の実験
愛知県は29日、水素エネルギーの普及に向け、簡易型の貯蔵装置を用いて燃料電池フォークリフトに水素を充てんする実証実験を行いました。
実証実験で公開されたのは、簡易型の水素貯蔵装置です。この貯蔵装置を用いることで、大規模な水素充てん施設がなくても燃料電池フォークリフトを運用できることを知ってもらおうと愛知県が実験を企画しました。
水素ステーションでこの貯蔵装置に水素を充てん、この装置を運搬した先で燃料電池フォークリフトに充てんすることができます。
水素の活用に向け、愛知県は簡易型貯蔵装置の実証実験を進めていくとしています。
愛知県 大村秀章知事:「CO2が出ない形。電動化ももちろん導入しますが、やはりこの燃料電池。水素をどれだけ使ってこのディーゼルエンジンに置き換えることができるかが、ポイント」