高齢者の6人に1人が認知症に 早期発見 早期治療のため名古屋市は検診・検査費用を負担

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トイレに行く前にズボンを脱いでしまった男性。認知症患者の1人です。認知症になると、このように突然所構わず着ている服を脱いでしまう可能性も。

認知症は、何らかの病気や障害などが原因で記憶や判断などを行う脳の機能が低下し、日常生活に支障をきたすようになった状態のことをいいます。認知症が進行すると、言葉が理解できなくなったり、失禁したり、うまく歩けなくなったりする場合があります。

現在、認知症の患者はどれくらいの割合でいるのでしょうか。厚生労働省によると、65歳以上の約6人に1人程と推計されています。今後の高齢化に伴い、この数は、さらに増加するとみられています。認知症は、早期診断が重要と言われており、名古屋市では、早期診断・治療に繋げようと、2020年から、65歳以上の市民を対象に、自己負担なしの「もの忘れ検診」を実施しています。10月からはさらに検診で、精密検査が必要になった場合も自己負担なしで受けられるようになり、認知症の検診と検査が無料となりました。

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