名古屋市の地下鉄桜通線 16日から減便 コロナによる利用者減が影響

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名古屋市の地下鉄桜通線が9月16日からダイヤを改正して運行本数を減らします。利用機会の減少が大きな打撃を与えています。

中村区の太閤通駅から緑区の徳重駅までを結ぶ地下鉄「桜通線」。16日から1日あたりの運行本数を平日は32本、土日祝日は10本減らし、運転間隔は平日の昼の時間帯で7分30秒から10分に、土日祝日の朝の時間帯で6分から7分30秒となります。

減便は2024年3月には鶴舞線・上飯田線でも予定されています。その背景にはコロナ禍でのライフスタイルの変化が影響していました。

名古屋市交通局 電車運転課・中村慎吾計画係長:
「リモートなどが普及したことによる通勤通学の客が大きく減少したことと、食事・買い物に出かける客の出控え その減少幅がまだまだ回復に至っていない」

2022年の地下鉄の利用客は、コロナ禍前の2019年に比べて約14%減少。桜通線の1日の利用者も2万7000人ほど減っています。

地下鉄の利用者客:
「できるだけ早く移動したいと考えると待ち時間は長く待ちたくない」
「あまり長く間隔があくと不便になるけどやむをえないだろう。割と空いている感じになったね このごろ地下鉄 座れるようになった」
「コロナ禍のピーク時は抵抗があった乗り物になるというのは 今でも若干ある。乗っている隣には誰にもいない状態をつくる」

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