マイナカードの「返納」 区役所にも相談が増加 名古屋市・熱田区

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マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次ぐなか、政府は「スピード感を持って総点検を進める」と説明しました。

一方で、自治体ではカードを返納したいという問い合わせが増えています。

河野太郎 デジタル大臣:
「マイナンバーに対する国民の信頼をしっかりと確保するために、スピード感を持って政府を挙げて総点検を進めていきたい」

マイナンバーカードをめぐっては、マイナ保険証に別人の情報が登録されていたり公金受取口座に本人のものではない口座が登録されるなど、トラブルが相次いでいます。ただ政府は2024年秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードへ一本化する方針を示していて、愛知県ではすでに7割の人がマイナンバーカードの交付を済ませています。

熱田区役所を訪れると、7月5日も朝から多くの人がマイナンバーカードの交付を受けていました。しかし、いま相次ぐトラブルを受けてマイナンバーカードを返納したいという問い合わせが増えているといいます。

熱田区役所 市民課 土居 司 主査:
「窓口だけでなく、電話でも非常に(返納に関する)相談が多くて。特に高齢者からの相談が多い。普段でも業務が忙しく、職員の業務を圧迫していて、場合によっては他の客を待たせることになっている」

訪れた人に話を聞くと…

カードを持っていない人:
「情報が一括になるというのは抵抗がある。必要に迫られたら作らないといけないかなと思う」

5日に交付を受けた人:
「あれば便利だと思うからスムーズに進めてほしい」

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