【中日】高橋宏斗がプロ初完封「ここまで勝ちがつかず、自分自身すごく苦しかった」 お立ち台で笑顔
中日の高橋宏斗投手がプロ初完投を完封で飾った。9回125球、5安打、9奪三振で無失点。中日も投打がかみ合って連敗脱出、交流戦を6勝6敗と五分の勝率に戻した。
高橋投手は前回登板した4日のオリックス戦(バンテリンドームナゴヤ)で、8イニング13奪三振で無失点も勝ち負けつかず。9試合ぶりの白星を目指して登板。
最大のピンチは3点リードの6回。連続で四球を与えたが、中村を152キロで二ゴロで併殺、山口を155キロで見逃し三振で抑えた。
今シーズン初登板だった4月6日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)以来、68日ぶりとなる2勝目。打線の援護を受け、プロ3年目で初めて9イニングを投げ抜いた。
ヒーローインタビューで高橋投手は「本当に1勝目を挙げてからここまで勝ちがつかず、自分自身すごく苦しかったですし、チームにいっぱい迷惑かけてきた。いい投球ができて良かったです」と笑顔で答えた。