異例の早さでインフルエンザ流行 猛暑と雨も一因か 今シーズンの特徴と予防策を解説
インフルエンザが異例の早さで流行しています。愛知県によりますと、県内では例年12月から1月に流行が始まるとのこと。しかし2026年の推移を見てみると、8月下旬から増え始め例年より早い時期に拡大しています。この状況を受けて、県は2026年9月28日、インフルエンザ注意報を発表しました。1999年の統計開始以降、2009年に並んで最も早い発表です。
2026年はどうして流行が早いのか?今シーズンのインフルエンザの特徴についてお伝えします。
【早期流行の背景】2026年秋のインフルエンザはA型中心 若年層を中心に学級閉鎖が急増
まずは2026年10月流行しているインフルエンザについてお伝えします。柊みみはなのどクリニックの内藤孝司院長に取材をしました。
現在流行している主なウイルスはA型インフルエンザ(H1N1型)です。主な症状としては、38度以上の高熱、強い倦怠感、関節痛や筋肉痛など例年のインフルエンザと大きく変わりません。
また、患者の多くは乳幼児から20代が中心です。内藤院長のクリニックですとおよそ7割がこうした若い世代だということです。
そして県内の小中学校や高校、そして保育所や幼稚園などでは、学級閉鎖や休校などがすでに200件報告されています。
【猛暑と長雨が影響】2学期開始と屋内の『エアコン乾燥・換気不足』でウイルスが活性化
こうした若い世代の間でなぜ9月に感染者が増えているのか、その要因の1つを内藤先生は「2学期の開始」だと話していました。学校が始まって子供たちの交流が増えたことで、一気に感染が広がったのではないかとしています。
そして内藤先生は、2026年特有の気象状況も一気に感染が広がった理由として挙げていました。
それが8月の猛暑、そして9月の雨です。やっぱり8月は外に出るのも躊躇うくらい暑かったですし、9月は全国的に雨が降った日が多かったですよね。
ちなみに気象予報士の上野さんによると、名古屋でも9月の1カ月間(30日間のうち27日間)に雨が観測されたといいます。
暑さや雨を避けて屋内で過ごす機会が増えたことも要因に挙げられます。屋内でエアコンを使用すると空気中の湿度が低下して乾燥が進むほか、密閉空間で十分な換気が行われないケースが多くなります。こうした低湿度と換気不足の環境がウイルスの活性化を招き、8月から9月にかけて感染拡大を後押ししたとみられています。















