「株はニュースで買わない」現役トレーダー・窪田剛さんが明かす“売買判断の基準”

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チャートは驚くほどシンプル

松本慈子さん

現役トレーダーと聞くと、何台ものモニターに複雑なチャートを映し、さまざまな指標を駆使している姿を想像するかもしれません。
しかし、窪田さんが使うチャートは驚くほどシンプルだといいます。
見るのは、始値・高値・安値・終値を示すローソク足と出来高。
そこに移動平均線を少し表示する程度。
数多くあるテクニカル指標を、画面いっぱいに並べているわけではありません。
岡田アナが「チャートには全部が詰まっている?」と尋ねると、窪田さんは「そうですね」と答えます。
複雑な情報を増やすよりも、実際に株価と資金がどう動いているのかを見る。
長年マーケットと向き合ってきた窪田さんの判断基準は、非常にシンプルなものでした。

動画視聴→【プロはニュースで買わない】現役トレーダー窪田剛が「値動きと出来高」で勝つ理由【あしたのマネー#66】

ニュースは「株を買うため」ではなく「なぜ動いたか」を知るため

岡田愛マリーアナウンサー

では、経済ニュースは見ないのでしょうか。
もちろん、そうではありません。
窪田さんもニュースはチェックしています。
ただし、使い方が違います。
「ニュースを見て世の中を読んで、『ここに先回りして資金を入れよう』というのはしない」
ニュースを見て買うのではなく、まず値動きを見る。
そして、大きく動いた銘柄があれば、
「なぜこの株は上がったのか」
「なぜ資金が集まったのか」
を後からニュースで確認する。
いわばニュースは、売買のきっかけというよりも「答え合わせ」に近い存在です。
一見すると同じ情報を見ているようでも、「ニュースを見てから株を見る」のか、「株の動きを見てからニュースを確認する」のか。
順番が逆なのです。

国の成長戦略が発表されても、すぐには買わない

「国の成長戦略は参考にしない」と窪田さん

国が新たな成長戦略を発表したり、特定の産業への投資を打ち出したりすると、関連銘柄が一気に注目されることがあります。
そうしたニュースを見て、「これからこの業界が伸びるのでは」と考える人もいるでしょう。
窪田さんも、政策やニュースそのものは見ています。
しかし、それを見た直後に株を買うわけではありません。
「それを見てから動いても遅いんですよね」
発表直後に一気に買われても、その勢いがすぐに終わってしまうこともあります。
一度落ち着き、その後も資金が入り続けるのであれば参加する。
続かなければ、無理に入らない。
窪田さんが見ているのは、「話題になっているか」ではなく、そのテーマに実際の資金が集まり続けているかどうかです。

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