【今後の原油価格】専門家「現状程度で推移か」最悪シナリオは“ガソリン1L250円超え”
今後、原油価格はどうなるのか。原油市場に詳しい専門家にホルムズ海峡が、段階的に開放に向かった場合の原油価格を分析してもらいました。
日本総合研究所・栂野裕貴研究員:
「今のメインシナリオだとホルムズ海峡は開かないし、代替輸送路もある程度制約されている状態が続く。アメリカとイランの紛争、これの本格的な解決も年内は厳しいと想定しているので、原油価格は現状程度で100ドル超えで推移するとみている。具体的には100から105ドルくらいの水準での推移が年末時点で予想される。その後は、ホルムズ海峡の封鎖の解除やイランとアメリカの軍事紛争の落ち着きということを前提とすると価格は下落するが、80~90ドルくらいの水準で高止まりすると予測している。6割~7割くらいでメインシナリオを想定している」
ホルムズ海峡や迂回ルートも使えず、石油設備も攻撃を受けた「最悪シナリオ」では…
日本総合研究所・栂野裕貴研究員:
「サウジアラビアの東西のパイプラインやUAEのフジャイラ港、こうしたところに対する攻撃が今後激化して、そこも使えなくなると中東からの石油を運ぶことがかなり難しくなってくる。そうした場合には、さらなる石油価格の急騰も考えられる。最悪シナリオでは150ドル程度になりうる。これがガソリン価格に直した場合には、1L当たり250円を超えてしまう水準。可能性としては3割くらいなりうるということで、メインではないにしてもリスクとしては警戒しておくべきシナリオなのかなと思う」












