新たな玄関口として期待「岡崎北インター」 工事状況と期待される効果を調査 爆薬で岩盤を砕く作業も

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愛知県岡崎市の新たな玄関口として期待されるのが「岡崎北スマートインター」です。工事の状況と期待される効果について調べました。

名鉄東岡崎駅から4km 「岡崎北スマートIC」と工業団地の整備が進む

志賀大悟係長

名鉄東岡崎駅からおよそ4キロ離れた阿知和地区。岡崎北スマートインターチェンジの整備が進められています。

岡崎市 地域創生課 志賀大悟係長:
「岡崎北スマートインターチェンジの現場は料金所ができるイメージで、いま整備を進めています」

産業の活性化や観光客の増加

岡崎北スマートインターチェンジの開通時期は未定ですが、東名高速道路に出入りでき、岡崎市の新たな玄関口となります。市外からのアクセス性の向上で、産業の活性化や観光客の増加などが期待されています。

阿知和工業団地

そのとなりで進められていたのがおよそ63ヘクタールある阿知和工業団地の造成です。阿知和工業団地には運送業や製造業の企業が入居する予定で、2027年3月の造成完了に向け着々と工事が進められています。

「硬岩」15万立方メートルが出現 ピンク色の爆薬で打ち砕く

硬岩

しかし、想定しない事態が起きたと言います。

現場担当者 坂本論さん:
「当初想定してない硬岩が大量に出てきました。15万立方メートル前後ほど」

硬岩とは岩盤のこと。工事の難易度は土を取り除くのと比べ格段に上がると言います。

坂本論さん

現場担当者 坂本さん:
「現場には大きな重機がたくさんいるが、それでも基本的に歯が立たない」

爆発

事態を打開すべく現場に用意されたのは、ピンク色の爆薬。点火して爆発で岩盤を砕く発破を行います。

発破作業員:
「3、2、1、発破!」

およそ40か所に詰めた爆薬でタイミングをずらしながら爆発させます。岩盤は見事に砕けていました。この発破作業には注意点もあります。

防爆シート

現場担当者 坂本さん:
「この現場は東名高速が近くにあるし、住居も近い。万が一にも発破のエネルギーで表面の石が飛んでいかないように、上に防爆シートをかぶせています」

事業費は50億円増加 一方で年12億円の税収増を見込む

発破作業

発破作業はすでに200回以上実施していて、およそ8割が終了しています。

事業費

発破に伴う作業が増えたほか、物価の上昇などが加わり、事業費は当初より50億円ほど増えた、およそ218億円となる見込みです。

整備の効果

岡崎市は整備の効果として、付近にある工業団地のデータから、税収は1年でおよそ12億円、雇用は4,400人ほど増えると試算しています。

志賀大悟係長

岡崎市 地域創生課 志賀係長:
「大きく費用はかかりましたが、進出企業が多く来ることで、我々も多くの税収というのが見込まれますので、工業団地の造成の意義が出てくると考えています。産業振興の活性化やスマートインターができることで市内全域の観光の活性化も見込まれます」

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