現実世界で「体」を持ち、「考えて動く」フィジカルAI 導入までどれくらいかかるか企業にアンケート

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生産現場へのフィジカルAIの導入の支援などを担当する、PwC(ピー・ダブリュー・シー)コンサルティングの瀬川友史さんに調査結果を見てもらうと…

PwCコンサルティング パートナー 瀬川友史さん:
「普段、私が目にする皆さんの意見と一致していると思う。私の周りで普段、現場に取り組んでいる皆さんの中でも、場合によっては3年以内にいけるとか、5年以内ではいけるだろうと、もっと短期的にフィジカルAIが使えるという声もあるくらいだと思う。規模が大きい企業ほど、現場の中に多数の工程・作業・製品の製造があるので、その中の一部でも使えるのであれば『10年以内』の方にシールがつくと思う。中小企業で、いまのAIやロボットの延長でできるか分からない工程、難しい工程に取り組んでいる人ほど、『10年以上先』・『導入できない』と答えると思う」

瀬川さんは、生産現場への導入には安全面にも課題があると指摘します。

PwCコンサルティング パートナー 瀬川友史さん:
「確率的なふるまいをする機械についての安全の考え方は、まだまだ国際的にも確立されていない。このあたりで、いかに安全にフィジカルAIを使っていくか、今後の検討だと思う。世間の印象だと、日本は安全を気にし過ぎてしまうのではないかということを言われることもあるが、フィジカルAIを産業で使おうとすると、世界のどこであっても安全性はついてまわる。そんな中で、日本の製造業が培ってきた安全に対する考え方は、うまくいかせれば世界をリードできると思っている」

今後の展開については…

PwCコンサルティング パートナー 瀬川友史さん:
「ものを運んだり並べたりということが、多くの工場・倉庫で人手作業によって担われている。こうした簡単な作業、軽作業からフィジカルAIの導入が取り組まれていると見ている。さらに中長期では、小売業、サービス業、建設業、農業、医療、介護、家庭まで入ってくると見ている」

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