愛知県で少年犯罪が増加も相談窓口「ヤングテレホン」の普及進まず 電話離れの若者へSNS発信が課題に
愛知県では2026年4月に名古屋市内で少年グループによるスタンガンなどを使った連続強盗事件が発生するなど、少年犯罪が相次いでいます。こうした犯罪を防ぐため愛知県警は、ある相談窓口の普及に取り組んでいます。
名古屋・栄で警察官らがあるカードを配っていました。カードには、「ヤングテレホン」と書かれています。ヤングテレホンは愛知県警が設置している相談窓口です。窓口では20歳未満の少年とその保護者から非行や交友関係などについての相談を電話で受け付けます。1日は警察官らが電話番号が書かれたテッシュを配り、悩みがあるときは相談窓口を活用するよう呼びかけました。
愛知県警少年課 中森良則課長補佐 :
「凶悪犯罪が全国的に多発し 社会問題となっていて少年が犯罪に加担して 使い捨てにされている。幅広く相談に応じているので迷ったらまずは相談 ヤングテレホンまで」
ヤングテレホンは浸透せず
愛知県内でも少年犯罪が増えています。刑法犯で検挙された20歳未満の少年は、ここ数年、増加していて、2025年は2050人が検挙されました。さらに、2026年1月から4月末までに722人の少年が検挙されました。2025年の同じ時期と比べて165人増えています。
名古屋市内の児童相談所に、「ヤングテレホン」の相談を受ける部屋があります。平日の午前9時から午後5時まで間、相談員2人がこの部屋で待機しています。少年犯罪が増えいるなか、どのような電話がかかってくるのでしょうか?取材してみると。取材を始めて1時間後、電話はなりません。その後も電話がかかってくることはなくこの日の相談件数は、0件でした。普段は、どのような相談が寄せられているのでしょうか?
愛知県警少年課少年サポートセンター 落合邦和所長:
「子どもが非行に走っているだとか、家のお金を持ち出すとか、幅広い相談が寄せられている。」
ただ、子どもからではなく親からの相談が多いと言います。2025年1年間で、愛知県内のヤングテレホンに寄せられた相談は95件。このうち子どもからの相談は、23件にとどまっています。愛知県警は、子どもからの相談数を増やそうと、学校などでヤングテレホンの広報活動を続けていますが。
愛知県警少年課少年サポートセンター 落合邦和所長:
「我々としては啓発しているつもりだが、子供たちの間でヤングテレホンがまだ十分に浸透していないように思う」












