「地味・グロテスク」を売りに!廃館寸前からV字回復を遂げた愛知・竹島水族館の「勝てる土俵」の作り方
飼育員も展示物。ファンを増やす独自の接客術
水族館再生の立役者は深海生物の他にも。
ダイビングスーツを着込んで準備完了。タカアシガニの餌やりショーが始まります。
竹島水族館 飼育員:
「もうすぐしたら、深海モグモグタイムを開始します」
竹島水族館 飼育員:
「アジの頭から尻尾まで全部食べちゃうんです。器用にハサミで掴み、食べています」
司会をするのも水槽でパフォーマンスをするのも、担当するのは飼育員。本来は裏方ですが、自ら展示の一部となってファンサービスにあたります。
竹島水族館 平松涼太郎飼育員:
「紙に字を書いてきて、お客さんが外から『手を振って』と見せてくれる」
竹島水族館 小林館長:
「飼育員自体も展示物となって動き回り、お客さんと関わってお客さんを楽しんでもらう」
竹島水族館のYouTubeチャンネルで、時には飼育員が広告塔になることもあります。
竹島水族館 飼育員:
「鍋の中には蒸されたタカアシガニが入っています」
タカアシガニの試食の様子を伝えています。飼育員でもタカアシガニでも、使えるものは余すことなく活用するのが竹島流です。
竹島水族館 飼育員:
「癖がなく、おいしいです」
竹島水族館 小林館長:
「ここは小さな水族館で少ない人数で経営している。逆にそれが持ち味となっています。違う土俵を考えて、勝てる土俵を一つでも多く作っていくのが重要だと考えています」
日本経済新聞 名古屋支社 山名直花記者:
「竹島水族館は蒲郡市の公立水族館で、限られた資金で思い切った戦略が打てるのは、竹島水族館が観光の目玉となり、地元企業がその運営を後押ししているからです。こうした奇跡の再生劇には、地元が応援したくなる水族館づくりが背景にあると言えそうです」















