ホルムズ海峡が事実上封鎖 自衛隊派遣で賛否両論 元防衛大臣の森本敏さん「休戦すれば艦船派遣すべき」
トランプ大統領は日本に前向きなメッセージを要望
ーーアメリカ抜きにした時の原油確保のルートを守るためにもそういった取り組みは必要であるということですね。
キヤノングローバル戦略研究所 峯村健司上席研究員:
「トランプ氏はこの1期目の時も見てきましたが、ディールとか交渉するときはすごくやる気を出して成果を求めようとするんですが、うまくいかなくなったり硬直化してくると投げ出す習性があるんですね。なのでそこは日本にとっての本当の最悪のシナリオ、船を出す出さないの話ではなく、その超大国であるアメリカしか、ある意味そのホルムズ海峡に送れる能力がある国ってのはほとんどないわけですから、そこが手を引いたときどうするんだということをやはりもう考える局面に入っています」
ーー今回の会談でトランプ大統領あえてこの艦船派遣について日本には触れなかったという話もありました。これはどういう意図があるんでしょう。
キヤノングローバル戦略研究所 峯村健司上席研究員:
「もともとこの水面下の両国政府間の交渉の中で、アメリカ側にある要望がありました。 具体的な何か艦船を出せということは今回言わないようにするから、少なくともポジティブな前向きなメッセージを出してほしいと、どうも日本側に要望をしていたという話なんですね。 というのは最近石油の値段が相当上がっているところで、これにはトランプさんも相当困っている。さらにはもう孤立化しているというところで、NATOともかなり関係が悪化したという中で今もうアメリカが孤立している中をなんとかとりもってほしいというのがアメリカ側の実は求めだったんですね。 そのため直前、本当に会談の2時間前にですね、日本・イギリスなど6か国の中での共同声明という形で協力していく、イランに対する批判をした共同声明をまとめたことによって、亀裂が入っていたアメリカとNATO、そして国際的な協力の枠組みを日本が作ったというところは私は大きな成果だというふうに位置づけています」












