トヨタの2024年3月期決算 営業利益が日本企業初の5兆円超え 2025年3月期見通しは増収減益

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トヨタ自動車は5月8日、2023年4月から2024年3月までの決算を発表しました。営業利益が日本企業で初めて5兆円台に到達です。

トヨタ自動車 佐藤恒治社長:
「長年のたゆまぬ商品を軸とした経営と、積み上げてきた事業基盤が実を結んだ結果だと思っています」

トヨタ自動車が発表した2024年3月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前の年度と比べ96.4パーセント増え、過去最高の5兆3529億円となりました。5兆円台に達するのは、日本企業で初めてです。円安やハイブリッド車の販売台数の増加などが要因としています。

また前の年度と比べ、売上高は21.4パーセント増の45兆953億円、最終的なもうけを示す純利益は約2倍の4兆9449億円で、いずれも過去最高を更新しました。

一方、2024年度は、売上高が昨年度と比べ2パーセント増の46兆円、営業利益が19.7パーセント減の4兆3000億円と、増収減益を予想しています。

減益の主な要因は電気自動車=EVや、人工知能=AI、そして従業員の環境改善などへの約2兆円の投資だということです。

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