家庭の使用済みの“食用油”で航空燃料「SAF」を製造開始 中部国際空港と東浦町が新たな取り組み

経済 くらし・生活 話題 友だち追加

航空業界の脱炭素化に向けて官民連携の取り組みがスタートしました。

中部国際空港は4月25日、東浦町と連携して環境に優しい航空燃料「SAF」の製造を始めると発表しました。

「SAF」は二酸化炭素の排出量が通常の8割ほど削減でき、脱炭素化への貢献が期待されています。その原料となるのが家庭から出る使用済みの食用油です。これまで回収する仕組みが少なく、捨てられることが多いのが課題でした。

今回、東浦町ですでに設置されている回収拠点の使用済みの食用油を活用することで、「SAF」の製造につなげたい考えです。

中部国際空港 犬塚力社長:
「今後各空港においてSAFの供給は、(航空会社に)選ばれる空港になるかという点で大変重要になってくる。地域の皆さまに協力いただきながら脱炭素化、資源循環の取り組みを進めていきたい」

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ