「踏み間違いによる事故」が多いのは70代に次いで20代 気を付けなくてはいけないのは「履物」

事件・事故 社会 友だち追加

ブレーキとアクセルの踏み間違い事故について、交通事故の原因、分析などを行う「交通事故情報分析センター」が気になるデータを出しています。踏み間違いによる事故を起こした全国のドライバーの年代別のデータは、70代が713件と最も多いのですが、次いで多いのが20代以下で596件となっています。

なぜ20代以下の、踏み間違いによる事故が起きるのか。また、踏み間違い事故を防止するために気を付けるべきことはどんなことでしょうか?

踏み間違いによる事故は20代以下も多い

東記者:
交通事故情報分析センターによると、20代以下は「免許を取り立ての人も多く、運転が不慣れなケースが多いから」ではないかとしています。

「踏み間違いによる事故」というと、高齢者が起こした事故が取り上げられることも多いのですが、データを見れば決して高齢者だけの問題ではないことが分かります。

そして、踏み間違いによる事故がなぜ起きるのか聞いてみたところ、「運転に不適切な履物を履いていたケース」が多いという事なんです。

運転する時の「履物」がどれだけ大事なのか、JAF愛知支部に話を聞きました。「スニーカー」では、かかとを支点に運転していますが、ハイヒールなどヒールの高いものだと、高さの分だけかかとが上がり、つま先でペダル操作をしてしまう形になっています。これが非常に不安定で危険。踏み間違いのもとになりかねないという事です。

続いて、サンダルの場合。かかとが浮いた状態で操作する形になる事が多く、安定しません。また、ひっかかたり、すべったりすることもあるので、危険。

そもそも、愛知県ではビーチサンダルやハイヒールを履いての運転は、法令違反になることもありますので、絶対にやめてください。

運転する際は、安定した態勢で運転する事ができる履物をはくこと。これが、踏み間違いによる事故を少しでも減らすために大切だということでした。

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ