春を告げるタケノコの価格が値下がり ニンジンは産地転換に伴う輸送費アップで値上げ
名古屋市中区・大須商店街にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に、野菜の価格について話を聞きました。
●タケノコ Lサイズ1個
店頭価格863円(仕入れ価格 前週比-175円)
サノヤ担当者:
「旬は3月から5月で、2月後半から出始めています。最初は小ぶりで仕入れ価格は高めでしたが、先週から今週にかけて仕入れ価格が下がりました」
――2024年のタケノコの出来はいかがですか。
「とても良いです。2023年は不作でしたが今年はサイズが大きくなっていて、収穫量・出荷量も増えています」
――今後の価格について教えてください。
「安定して出荷されているので、今後はさらにお買い得になると思います」
●ニンジン Lサイズ3~4本
店頭価格215円(仕入れ価格 前週比+30円)
「冬の間は愛知県産が主流ですが、春に向けて徳島県産に切り替わります。先週から今週にかけて産地が切り替わり、物流コストが上乗せされたため価格が上がりました」
――ニンジンは今後もこの価格で推移しそうですか。
「夏の北海道産のニンジンが出荷されるまでは、現状の価格が続くと思います」