名鉄百貨店が「車いす補助器具」の製造販売 前輪を浮かせ段差や砂利道に対応…月間200台の販売目指す

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地震をはじめ、全国で自然災害が起きるなか、体に障害のある人や高齢者が災害時に車いすで避難しやすくする補助器具の製造販売を名鉄百貨店が始めます。

段差のある道でも、不安定な砂利道でも…車いすの前に取り付けることで前輪を浮かせ、車いすに乗った人を素早く安全に運ぶ、補助器具「ジンリキ」です。

「ジンリキ」は東日本大震災で障害者が逃げ遅れる例が多かったことから、10年前に長野県の会社が開発。名鉄百貨店では顧客のニーズと合致するとして、「ジンリキ」の販売だけでなく、製造にも乗り出すことを決めました。

名鉄百貨店 担当者:
「車いすを利用している消費者のニーズに対応すると考えてもらえれば」

名鉄百貨店では月間200台を目標に販売を強化します。

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