特殊詐欺の被害防げ 瀬戸警察署が独自の報奨金制度をスタート
瀬戸警察署は、特殊詐欺の被害を防止するための報奨金制度の対象に、県内の警察署としては初めて「犯人逮捕につながる情報の提供者」を追加し1月29日から運用を始めました。
報奨金制度の対象となる条件は、各警察署でそれぞれ定められています。瀬戸署管内ではこれまで警察と協力しだまされた振り作戦に協力した人など、特殊詐欺を未然に防いだ人などが対象でした。29日からは、「コンビニで何度もATMを操作している人がいる」など犯人逮捕につながる情報の提供者も報奨金制度の対象になります。
瀬戸署での、2023年の特殊詐欺の認知件数は25件でしたが、2024年はすでに7件発生していて警察は、「おかしいなと思ったらためらわずに情報提供してほしい」と話しています。