老朽化が進む警察署 地元住民らが名古屋市昭和警察署の建て替え要望書を知事に渡す

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老朽化した昭和警察署の建て替えを求める要望書が、地元住民らから愛知県知事に手渡されました。建て替えの要望書が出された昭和警察署は、1967年に完成。築50年以上が経過していて一般向けの駐車場が狭かったり、バリアフリー環境が整備できていなかったりするなど、老朽化による課題を抱えています。24日は建て替えを求める地元昭和区の区政協力委員協議会の議長や市議、県議などが大村秀章知事に要望書を手渡しました。

昭和区区政協力委員協議会
新美 三枝議長:
「築56年で老朽化が著しい状態にある。地域住民を守るためのよりどころとしては多々の不安を感じる。建て替えていただきたいと切に要望する」

大村秀章知事:
「かねてから私どもも問題意識を持っていて、しっかりと要望を受け止めて真摯に検討して取り組んでいきたい」

警察署の建て替えに関しては、2020年に蒲郡署と西尾署、2022年は津島署、そして2023年8月には豊川署が完成しました。建て替えはすでに岡崎署、半田署、一宮署、瀬戸署で決まっていて、老朽化した警察署の建て替えが相次いでいます。

愛知県警察本部 会計課
宮澤 誠次長代理:
「愛知県内の警察署の割合としては、築30年以上が67%、築40年以上が53%と全国的に見ても老朽化が進んでいる。老朽化、狭量化はもとより災害対策の必要性、さまざまな要素を総合的に勘案して整備を進めたい」

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