毎年恒例「初えびす」に参拝客が殺到 激しく押し合いをする人の手に握られているのは“紙幣”

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商売繁盛や家内安全を祈願する新年恒例の「初えびす」が、熱田区の上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)で行われました。訪れた参拝客にカメラが密着しました。

激しく押し合いをする人たち。その手に握られているのは紙幣です。いったい、何が行われているのか。

参拝客:
「熊手。福をもらいに。去年は仕事が順調に進んだので今年も買いに来た」

熱田神宮の境内にある上知我麻神社で行われる初えびす。参拝客のお目当ては、5日になると同時に授与所に並ぶ、縁起物の「一番札」と「福熊手」です。

参拝客:
「今日は福熊手を買いに来た。初めてです」

こう話す男性、実はどうしても福熊手を手に入れたい理由が。

参拝客:
「新しく会社をはじめた」

去年、イベント運営会社を立ち上げた男性。会社を軌道に乗せるため福熊手を手に入れて福をかき寄せたいと話します。

参拝客:
「験担ぎではないけど、神様に頼りながら頑張っていきたい。絶対に(福熊手を)取りたい」

果たして手に入れることはできるのでしょうか。迎えた5日午前0時。

記者:
「午前0時になりました。初えびすが始まり多くの人でにぎわっています」

参拝客は開始と同時に福を手に入れようと殺到し、境内は熱気に包まれました。先ほどの男性は、福熊手を買えたのでしょうか。

参拝客:
「目当ての熊手は買えたので、この熊手に験担ぎでどんどん上がっていきたい。来年からはどんどん大きい熊手を買って特製福熊手を買えるように頑張りたい」

毎年30分ほどでなくなる5万円の特製福熊手を手に入れた人は。

福祉事業の経営者:
「今年は会社設立して10周年なのでこれを狙った。3人で来てチーム戦で後ろから押してもらった。ご利益をもらって頑張りたい」

エステサロンの経営者:
「1番に買いました。かなりすごかった。息が止まるかと思うくらい押された。勝ち取ったのでお店をさらに繁盛させたいと思う」

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