リニア 大井川水量減少対策の田代ダム案 JR東海と東京電力が基本合意

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建設中のリニア中央新幹線。JR東海の丹羽俊介社長は21日、定例会見で大井川の水量減少対策とする「田代ダム案」について、ダムを管理する東京電力と基本合意に至ったと明らかにしました。

「田代ダム案」は大井川上流部の田代ダムで発電するための取水を抑えて川に還元する案で、静岡県外に流出する大井川の水量を補うというものです。

「田代ダム案」についてJR東海は21日、ダムを管理する東京電力と取水抑制方法などについて基本合意しました。

JR東海 丹羽俊介社長:
「大井川流域の方々のご心配の解消に大きな前進」

一方で、JR東海は12月14日、国へ提出した認可申請の書類の中で、開業時期を「2027年」から「2027年以降」に変更。公的な書類で初めて遅れる可能性を明記しました。

これについて丹羽社長は「2027年の開業が困難。現時点で新たな開業時期を見通せない。引き続き早期開業に向けて全力で取り組む」と話しました。

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