【瀬戸市】50年以上変わらぬ味、昭和レトロな固めプリン 制作の裏側へ 乃木坂46・佐藤楓の音集め旅
ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。
江戸時代中期に創業した窯元に受け継がれる「瀬戸焼」の音色
長い煙突がそびえ立つのは江戸時代中期に創業した瀬戸焼の窯元「王子窯」。瀬戸市の歴史を物語る建物では、現在でも瀬戸焼の伝統が受け継がれています。
14代当主の加藤創也さんが、粘土の原料となる陶石を入れているのは、スタンパーと呼ばれる粉砕機。細かく砕かれた土と水を土練機で練り合わせ、さらに体全体を使って力強く練り上げていきます。
ろくろで形を整えて、筋目をつければキッチンでおなじみのすり鉢に。瀬戸焼のすり鉢はゴマの香りが際立つと評判です。
昭和レトロあふれる「プリン作り」の音色
瀬戸市で50年以上に渡って愛されてきたスイーツ店「カスタードショップ ウオコー」。令和の現在に再び注目を集めている、昭和レトロな固めのプリンが名物です。
手際よく卵を割っているのは、代表の伊藤守さん。若い頃に全国のプリンを食べ歩いて研究。50年以上変わらないプリンの味は、瀬戸市民に親しまれています。
愛知県産の卵や牛乳などを混ぜ合わせた卵液を器に注ぎ、お湯を張ったトレイに並べてオーブンへ。昔ながらの懐かしい味は今なお多くの人に愛されています。