ジブリパーク「もののけの里」オープン テーマパーク専門家「音楽を使わない、五感を訴える施設」

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愛知県長久手市のジブリパークに新エリア「もののけの里」が1日オープンしました。キーワードは、五感に訴えかける施設づくりです。

ジブリパークに1日オープンした新エリア「もののけの里」。映画「もののけ姫」に登場する里山の風景をイメージしています。

約8000平方メートルの敷地には作品に登場するキャラクター「タタリ神」をモチーフにしたオブジェや「乙事主」がモチーフの滑り台などがあります。テーマパークに詳しい専門家、杉崎聡紀さんに「もののけの里」の見どころを聞きました。

レジャーコンダクター 杉崎聡紀さん:
「2つポイントがあると思います。1つはジブリらしい自然の生かし方。もう1つは五感に訴える施設になっています。特にジブリはパークの中で音楽を使いません。人の笑い声・歩く音・土の擦れる音も全部伝わってきて、匂いも土の匂いがします。オブジェクトを触るとゴツゴツしていて、ジブリパークに来ないとこの価値が分からないようになっているのはすごいです」

この地方に与える影響についても聞きました。

杉崎さん:
「大きなテーマパークのように瞬発力はありませんが、100年先も続く持続力を持っているところがジブリパーク・ジブリ作品の素晴らしいところです。確実にこれから先、経済波及効果は出てくると思います」

ジブリパークは2024年3月に「ハウルの動く城」や「魔女の宅急便」をイメージしたエリア「魔女の谷」がオープンする予定です。

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