注目の新競技「ベースボール5」 世界ランキング4位の日本 アジア最強の座を巡って宿敵・台湾と激突

地域 野球 エンタメ 友だち追加

ベースボール5

「ベースボール5」とは5人制・5イニングで行われるバットとグローブを使用しない手打ち野球のこと。一辺18メートルの正方形のフィールドを使い、男女混合のチーム編成で試合を行います。男女ともに楽しめる多様性に富んだスポーツとして、世界80以上の国と地域で親しまれています。

2022年に初めてワールドカップが行われ、次回は2024年に香港で開催。2026年の「ダカールユースオリンピック」に採用されるなど、いま大注目の新競技です。

【動画】アジア最強決定戦 日本VS台湾

アジア最強の座をかけ日本が世界ランク2位の台湾と激突! 

台湾との実力は僅差

日本初開催となった国際大会「アジアントロフィー2023」は、名古屋市栄のオアシス21で行われました。大事な一戦を前に日本代表チームは天候の影響で現地入りが遅れ、直前練習ができないアクシデントに見舞われます。チームの主力選手は怪我で欠場とトラブルが重なる中、宿敵・台湾と戦いました。

過去の成績ではアジア杯で台湾が優勝、日本は準優勝。W杯は日本が準優勝で台湾が3位と、実力は僅差です。会場では多くの観客が見守る中、白熱した戦いが繰り広げられました。

1試合5イニングの3セットマッチ

延長8回で日本がサヨナラ勝ち

試合方法は1試合5イニングの3セットマッチです。2セット取ったチームの勝利となり、2試合行います。1勝1敗になった場合は獲得得点の合計で勝者を決めます。

【第1試合】
●第1セット
0-0と静かな立ち上がり。その後、台湾怒涛の攻撃で4点を獲得するなど、3-7で台湾が第1セットを取ります。

●第2セット
両チームの守備力がさえ渡り1-1で延長戦へ。延長6回の裏、日本はノーアウト満塁とチャンスを迎えます。しかし、ここで台湾代表が秘策を繰り広げます。台湾は対日本戦に向けて、選手1人ひとりを細かく分析。守備陣形を大胆に変更する作戦に出ます。日本は台湾の作戦に阻まれ、2アウト満塁です。

ここでバッターは2022年ワールドカップMVPで監督兼選手の六角彩子選手に。攻めた打撃は台湾の守備陣形を抜けるも、ホームランのないベースボール5のルールでフェンスに直撃してアウトとなってしまいました。その後、台湾が1点リードする形で迎えた延長8回。日本は得意の足を生かして勝ちきり、第2セットは4-3で日本がサヨナラ勝ちをしてセットカウント1-1と追いつきます。

●第3セット
現アジア王者台湾の攻守ともにさえ渡るプレーで日本を圧倒し、1-3の結果に。第1試合は台湾が勝利しました。

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ