深海魚大好き中学生“渥美半島のさかなクン” 「巨大ガニに会いたい」深海を大捜索 謎の生物も発見

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中学生の森下泰成さん

北は三河湾、南は太平洋と豊かな海に囲まれた渥美半島。おいしい魚介類がたくさん水揚げされる市場でひときわ話題になっている中学生がいます。

市場関係者からも「渥美半島のさかなクン」と呼ばれて一目置かれるのが、地元の中学校に通う12歳の森下泰成さん。小学生時代には「日本さかな検定」に最年少で合格。魚に対する知識量は市場関係者も頼りにするほどなんだそうです。

【動画】「巨大ガニに会いたい」深海を大捜索 謎の生物も発見

躍動感を持たせたイラストに

魚のイラスト

そんな森下さんの特技は魚のイラストを描くこと。色鉛筆を駆使して描かれる森下さんの魚の絵は、緻密な描写で迫力満点です! 図鑑のように魚の全身を描かないのは、魚を大きく表して躍動感を持たせたいというこだわりなんだとか。

「6日間連続で魚料理でも飽きない」と話す森下さん

魚好きの森下さんは魚を食べるのも大好き。自ら包丁を持ち、毎日のように魚を調理しています。深海魚の調理も森下さんにはお手の物。高級な金目鯛も皮目を湯引きしておいしい料理にしていきます。

しかし、森下さんのお母さんにはちょっぴり悩みも。それは「何を食べたいか聞いてしまうと、魚ばっかりになってしまう」ということ。6日間連続、魚がメインの食卓になっても全然飽きることはないそうです。

「深海生物の姿を見たい」少年の夢

水中ドローン

そんな「渥美半島のさかなクン」の夢は深海で暮らしている生物たちの姿を見ること。中でも深海に生息し、最大では4メートルもの大きさになる世界最大のカニ「タカアシガニ」が深海で生きている姿を見てみたいんだそうです。

そこで今回、森下さんとともに海に出て水中ドローンを使った調査を実施。50年以上の大ベテランである深海魚のスペシャリスト・長谷川久志さんや水中ドローンのプロカメラマンである伊藤昌平さんという心強い助っ人たちとともに、渥美半島の外海へと船で向かいます。

映像をリアルタイムでモニタリング

今回使用する水中ドローンは、国内で最も深い1000メートルまで潜ることができる最新鋭の機械。機体には4Kカメラを搭載し、映像をリアルタイムでモニタリングすることができます。

1時間半かけて到着したのは、渥美半島の南側に広がる太平洋沖にあるポイント。水深200メートルの海底を目指し水中ドローンを海中へと投入します。

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