スガキヤを県外の人が食べたらどうなる? アメリカから来た観光客も「でらうまい!」と好評
ナゴヤ人が全国に誇る名物といえばもちろん「名古屋めし」。数ある名古屋めしの中でも小さな頃から食べ続けてきた名古屋人のソウルフード、「スガキヤ」のラーメンです。
東海地方を中心に260店舗以上、海外にも展開しているスガキヤですが、名古屋から離れた地方の方にはまだまだ知らない方も。そんな人たちが初めて「スガキヤ」と出合ったらどうなるのか? 「スガキヤ」の隠された秘密に迫りながら検証します。
スタートは甘味処
焼き芋やぜんざいが看板メニューの「甘味処」として1946年に創業スガキヤ。その後、お店の向かい側にあった中華料理店にお客さんが入っていくのを見てラーメンの提供を始めたとのことです。
そんなスガキヤのシンボルの1つになっているのが、ラーメンに使われる「丼」。丸っこくてかわいらしいフォルムの赤色の丼は、ラーメンフォークやお店のマスコットキャラクター「スーちゃん」と並ぶスガキヤのトレードマークとなっています。
しかし、スガキヤの店頭でよく観察していると、赤色とは別に「グレー」の丼でラーメンが提供されることがあることに気がつきます。
実はこのグレーの丼は「大盛り」用のもの。スガキヤではラーメンを注文する際に+110円することで麺の量が通常の1.5倍となる大盛りに変更することができます。大盛りの際には一回り大きいグレーの丼で提供されます。
ちなみに大盛と同じく+110円することで「肉マシ(+4枚)」「メンマ4倍」「ネギ10倍」にすることも可能です。ちょい足しで自分好みにアレンジするのも楽しいですね!
実はスガキヤが発祥「冷やしラーメンにマヨネーズ」
夏の暑い時期にうれしい麺類といえば「冷やし中華」。名古屋では、冷やし中華にマヨネーズをつける人も多いです。どこのコンビニやスーパーでも冷やし中華を買えばマヨネーズがついてくるほど浸透しています。
そんなナゴヤ人のセオリーを生み出したのは、なんとスガキヤ! スガキヤが日本で初めて「冷やしラーメン」にマヨネーズをトッピングして提供したことからナゴヤ人たちのあたりまえになったといわれています(※諸説あります)。
スガキヤでは冷やしラーメンに対してマヨネーズが1個ついてきますが、店頭で申し出れば無料で+1個まで「追いマヨ」を注文することも可能。マヨラーにはたまらないサービスです!