光り輝く納骨堂にスマホ決済のデジタルさい銭 愛知「万松寺」生き残りをかけたデジタル改革

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「御朱印」はウェブ受付可能、青く光る「納骨堂」も

納骨堂をデジタル化

大藤住職はほかにも、光輝く納骨堂やウェブでの御朱印受付といった改革を行いました。コンピューターで制御されて青く光る納骨堂は、遺骨が納められた場所を光で示してくれます。

御朱印を郵送授与

また、本来はお寺に出向いて受け取る御朱印もウェブで受付、郵送で授与します。

授与品による収入は12年で13倍に増えた

お寺を身近に

お寺に来てもらう人を増やすため、まずは興味を持ってもらうことが大切だと話す大藤住職。これらはすべて、お寺を身近に感じてもらうための仕掛けです。さまざまな改革によって、御朱印やお守りなど授与品による収入は12年で13倍に増えました。

「檀家離れが進む中、お寺は新たな収入源の確保が必要です。伝統や歴史を守りつつ、新しい取り組みでお寺に興味を持ってもらうという万松寺の姿勢は、全国7万以上ある寺院にとって経営のヒントになるのではないかと思います」(日本経済新聞社 名古屋支社 谷 天晴記者)

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