会議中に「ちくわ」食べる プロテイン入りで罪悪感なし 急速凍結で食感守る老舗企業の挑戦

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蔵野泰輔専務

ヤマサちくわ 蔵野泰輔専務:
「単に冷凍するだけでは、パサパサした食感になり、ちくわ本来の歯ごたえや弾力が失われてしまう」

急速凍結

どうやったら冷凍でも食感を保てるのか。ヤマサちくわがたどり着いたのは、ちくわの食感を保つ最適な凍らせ方、急速凍結です。

家庭用冷凍庫

マイナス50度から60度で1時間ほど凍らせます。通常、凍らせると氷の膨張で細胞が壊れて食感が落ちます。

急速凍結

しかしマイナス50度〜60度で一気に凍らせる急速凍結技術を用いれば、水分が膨張する隙を与えず細胞の破砕を防ぐため、解凍後も生のちくわに近い弾力を保持できます。

安食俊秀次長

ヤマサちくわ 開発部 安食俊秀次長:
「『美味しいちくわしか商品として提供できない』というこだわりから、開発まで試行錯誤を重ねてきました」

ちくわの弾力比較

では実際の食感はどうなのか。ちくわの弾力を測って比べてみると、弾力を示す数値は生のちくわが310だったのに対し、家庭用で冷凍したちくわは解凍後に180まで低下。一方、急速凍結なら9割近い弾力をキープしています。

賞味期限1年間

冷凍で賞味期限が1年に伸び、長期保存も可能になりました。

【1年後に40社導入目指す】間食やスポーツ向けなどオフィス外への需要拡大に期待

現在1社→1年後40社

オフィスちくわの導入先は現在1社ですが、1年後に40社へ導入してもらうのが目標です。

蔵野泰輔専務

ヤマサちくわ 蔵野泰輔専務:
「オフィスの中でちょっと小腹が空いたときに一口ちくわを味わうような習慣や文化が少しずつ広がっていくと非常にありがたい。今まで販売をしてこなかったエリアでも積極販売していきたい」

山名直花記者

日本経済新聞社 名古屋支社 山名直花記者:
「プロテインちくわはスポーツジムの要望から生まれました。長期保存が可能で、手軽にタンパク質をとれる強みを活かせば、オフィスだけではなく部活生や高齢者の間食といったように、活躍の場をさらに広げられそうです」

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