次は“ママ”としてラリーの舞台へ!「男だから」「女だから」は関係ない ラリーの世界で輝く女性たち
「性別」よりも大切なのはドライバーとの相性
一口に女性コ・ドライバーといっても背景は様々です。もともとドライバーだった方や他カテゴリーのマネージャー出身の方、あるいは「応援している大好きなドライバーのためにコ・ドライバーになった」という方までいらっしゃいます。私がラリーで初めて組ませていただいたのも女性ドライバーでした。「このタイミングでお手洗いに行っておいた方がいいよ」など、女性同士だからこそ気づく細やかなアドバイスをたくさんいただき、とても助けられました。デビュー4年目には男性ドライバーと組ませていただきましたが、正直なところ性別による違いはそこまで感じませんでした。
ハイラックスという大きな車両で参戦した時は、タイヤ交換1回あたりのエネルギー消費量が他とは違ったので「これを女性同士でやるのは大変かも」と思ったのですが、86やアクア、GRヤリスでは男女の差より性格の相性の方が大切だと感じました。
「性別関係なく戦いたい」 私が抱き続ける目標
近年、女性選手の増加に伴い注目度も上がっていますが、私の中で「 “男だから”“女だから” ということ関係なく、戦えるようになりたい」というのは全日本ラリーにステップアップしてから目標にしていること。
以前、女性選手同士で話をしていた時も、「筋力の差はどうしても出てしまうけど、負けたくない。男性ドライバーにも勝ちたいよね」という話題にもなりました。私が最初に組んだ女性ドライバーさんは「AT車なら男性に絶対勝てる!」とAT車のマイスターになり、実際に男性ドライバーさんからも「AT車では敵わない。」と言わせていた姿がカッコよかったです。
私はコ・ドライバーとしてまだまだ未熟ですが、頼もしくてかっこいい選手になれるように頑張りたいと思っています。
母となって迎える新たな節目、またラリーの現場へ
そして私事で恐縮ですが、先日出産し、母となりました。どうしても女性は人生において、子供を授かると出産や育児でお休みする期間が必要であり、そこで辞めてしまう人も多いです。でも、ラリーは年齢を重ねても続けられる競技で、最近では今橋選手のように子育てと両立しながら戦う方や、育児が落ち着いてから復帰される方もいることを知りました。2025年の夏頃には、同じクラスで戦った、ラリーだけでなく人生の先輩でもあるコ・ドライバーさんが育児をしながらラリーに参戦されていることを知り、いろいろなお話しを聞かせていただき、アドバイスもいただいていました。
しばらくは家庭を優先するのでラリーはお休みしてしまいますが、ラリーは大好きなのでお休み期間中は勉強しながら、パワーアップして復帰できるよう頑張りたいと思います。最後は私個人の話になってしまいましたが、近年ラリーの現場には女性選手も本当に増えて、面白い戦いになっているのでぜひ注目してみてください!
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