「日経平均10万円は意外と早い?」現役トレーダー・窪田剛さんが語る株高の“2つの理由”とNISAの考

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稼いだお金を「全部円」で持つことにもリスク

岡田愛マリーアナウンサー

窪田さんが短期トレードをする際、為替の動きを理由に取引方法を大きく変えることはないといいます。
数日から数週間程度の短期売買では、長期的な為替見通しの影響を受けにくいからです。
一方で、トレードで得た利益や、当面の生活に使わない資金をすべて日本円だけで保有することについては、リスクを感じていると話します。
そのため、資産の一部をドルやユーロなど日本円以外の通貨で持つことも一つの考え方だといいます。
すべてを外貨に換えるのではなく、一部を分散する。
窪田さんは、これを大きな利益を狙う「投資」というよりも、「資産防衛」の考え方に近いと説明します。
もちろん、為替は円安方向に動くとは限りません。円高になれば外貨資産の円換算額が減ることもあり、外貨預金などには手数料もあります。
大切なのは「円だけ」「外貨だけ」と一つに決めつけるのではなく、自分の収入や資産全体を見ながら考えることです。

動画→【日経平均10万円でも喜べない?】現役トレーダー窪田剛が語る「株高」と円安の落とし穴【あしたのマネー#65】

「NISA貧乏」になってまで枠を埋めなくていい

松本慈子さん

話は新NISAへ。
NISAを始めている松本慈子さん(SKE48)が、「初心者はどう使っていけばいいですか?」と尋ねました。
窪田さんがまず強調したのは、非課税枠を無理に使い切る必要はないということです。

「『NISA貧乏』って言葉もあるぐらい、枠を埋めようとして生活を犠牲にしてしまう人もいるって聞くんですけど、そこまではしない方がいい」

将来の資産形成は大切です。
しかし、投資額を増やすために現在の生活を切り詰めすぎてしまえば、本末転倒になりかねません。
窪田さんが前回までの出演でも繰り返してきたのは、「お金は人生を豊かにするためにある」という考え方。
NISAも、非課税枠を埋めること自体が目的ではなく、自分の生活に余裕を残しながら使うものだといいます。

NISAは「海外のインデックス」を選ぶ?

NISAの活用方法は

では、窪田さん自身が長期のNISAを使うとしたら、どんな商品を考えるのでしょうか。
窪田さん個人の考えとして挙げたのが、海外資産を組み入れたインデックス型の商品です。
日本で働いていれば、給料は日本円で受け取る人が多く、日常生活も日本円を中心に成り立っています。
そこにNISAの資産まで日本株だけで持つと、生活も金融資産も日本に偏ることになります。
そこで、長期間保有するNISAでは海外資産を持つことで、資産全体のバランスを取るという考え方です。
窪田さんは、米国株式を広く対象とするインデックスや、全世界株式型の商品などを例に挙げました。
ただし、これは窪田さん個人の考え方です。
どの商品が適しているかは、年齢や収入、保有資産、投資目的、どこまでリスクを取れるのかによって変わります。
「NISAならこれを買えばいい」という唯一の正解があるわけではありません。

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