「過去最高益は1日2億円」現役トレーダー・窪田剛さん “死ぬ時に残高MAX”より大切なお金の使い方

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株を始めた理由は「お金と時間を自由にしたい」

窪田剛さん

窪田さんが株を始めたのは大学生の頃。
きっかけは、就職活動でした。
「お金は稼ぎたいし、できれば働きたくないし(笑)」
冗談めかして話しますが、その背景には家族への思いがありました。

窪田さんは4人きょうだいの長男。小学生の時に父親を亡くし、母親が1人で子どもたちを育ててくれたといいます。
大学へ進学する際には奨学金を利用しました。
「親に恩返しをしたい」
旅行に連れて行こうと思えば、お金が必要です。そして長期間一緒に旅行へ行くには、自分で使える時間も必要になります。
公務員や民間企業への就職も調べましたが、大学生だった窪田さんが思い描いたのは、毎年海外旅行へ行き、まとまった期間を自由に使える生活でした。
普通に就職して、その生活にたどり着くには時間がかかる。
そこで目を向けたのが株式投資でした。
「宝くじよりは可能性がある。株式投資、株式トレードでチャレンジすれば、そういう未来が自分にもあるんじゃないか」
華やかな「億トレーダー」の世界を目指したというより、欲しかったのは「お金」と「時間」の両方だったのです。

【過去最高益は1日2億円】現役トレーダー窪田剛「死ぬ時に残高MAXじゃ意味がない」稼いだ先の“お金の使い方”【あしたのマネー#62】

最初は「ありとあらゆる失敗」

岡田愛マリーアナウンサー

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
「まさか、そんなわけもなく(笑)。ありとあらゆる失敗をして」
学生時代には、持っていたお金を失ったことも何度もありました。
ただし、当時の全財産は10万円、20万円程度。
失敗すればアルバイトをして、再び資金を貯めて挑戦することができました。
「10万円失った時は『旅行できたな』とか思ったけど、今思えば心のダメージは負うけど、実際の金銭的ダメージはそんなに大きくなかった」
若いうちに、小さな金額で失敗を重ねられたことは、結果的に貴重な経験になったと振り返ります。

IPOの裏側を見るためにベンチャー企業へ就職

松本慈子さん

大学卒業後、窪田さんはそのままトレーダーになったわけではありません。
「株のことをもっと勉強したい」と考え、上場を目指していたベンチャー企業に就職しました。

担当したのは経理や経営企画、IPOに関わる業務など。
会社の売り上げがどう作られ、財務諸表の数字の裏側で商品や人がどう動いているのかを、実際の会社の中から学びました。
入社した会社は約1年後に上場。
決算やIPOを一通り経験した窪田さんは、2年ほどで退職します。

当初は、再び別の会社へ転職し、給料をもらいながら株式投資も続けるつもりでした。
ところが、転職活動が思うように進まず、半年ほど時間が空きます。
その間に「就職活動の合間に」とトレードを続けていたところ、資金が増えていきました。
「このまま、これでいけるかもしれない」
そのまま専業トレーダーとして生きる道を選びました。
窪田さん自身、「自分に特別な才能があった」とは考えていません。
当時は株式市場が大きく上昇する局面でもあり、「タイミングもすごく良かった」と振り返ります。

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