6月に日本に多くの台風が接近したウラ事情 スーパーエルニーニョ現象で夏は記録的猛暑にも

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2026年は確かに台風が例年より早く、多く、日本に接近している印象です。専門家は、この状況の裏にある「現象の存在」があると指摘。記録的猛暑につながる恐れがあるとして警鐘を鳴らしています。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「6月上旬に1個、今回2個でもう3個。これは記憶にない。しかも同時に2個が日本にこれほど接近したというのは、僕は記憶にない。それぐらい異常」

異常気象が専門の三重大学大学院の立花義裕教授です。なぜ異常なことが起きたのか原因について聞きました。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「第一の原因は、エルニーニョ現象。エルニーニョ現象が起こるとこの時期に台風の発生数がどちらかというと多い傾向にある」

スーパーエルニーニョ現象で「ものすごい暑い夏になる」

エルニーニョ現象とは太平洋中部から南米ペルー沖にかけて海面水温が平年より高くなりその状態が1年程度続く現象です。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「台風は海面水温が高い場所で発生するので、だから台風が発生しやすくなる」

日本に接近する台風は主に太平洋中部で発生し、太平洋高気圧の縁を回り込むようにして進みます。太平洋中部の海面水温が上がれば、そこで発生して日本にやってくる台風の数が増えるため、強風や大雨による被害への警戒を強める必要があるといいます。さらに心配なことも。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「どんどんペルー沖の水温が日を追うごとに上がっている。このままいけば、おそらくスーパーエルニーニョ現象になる。早ければ夏の後半。遅くなれば晩秋になる。どちらにしても、なることはほぼ確実」

日本気象協会によると、スーパーエルニーニョ現象は海面水温が平年より2度以上高い状態を指します。海面水温の異常な高温は、大気を通して地球全体の気温を底上げするため、立花教授は2026年の夏は、これまで以上の猛暑に見舞われる可能性があると指摘します。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「猛暑が起きます。最近毎年暑いが、ものすごい暑い夏になる。40度超えが当たり前になっているかもしれないが、もう1ランク上の世界になるかもしれない。少し遅れてくれば、夏は猛暑ではあるが、記録的な猛暑にならないかもしれないが、秋が猛暑になる。極めてこれは大変。こういう時代が10年続くと思って、気候変動に適応した生活スタイルに変えていかないといけない」

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