「上限額を変更して」に違和感 特殊詐欺を未然に防ぎ郵便局の職員に感謝状 愛知県 高浜吉浜郵便局

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特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、郵便局の職員に感謝状が贈られました。

愛知県碧南警察署 小笠原智弘署長:
「ありがとうございました」

感謝状を受け取ったのは、愛知県にある高浜吉浜郵便局の天野宏行局長と小木曽美保さんです。どのようにして、被害を防ぐことができたのでしょうか。

2026年4月8日、20代の男性が高浜吉浜郵便局を訪れました。対応した小木曽さんは、ある文言に違和感を覚えたと言います。

高浜吉浜郵便局 小木曽美保さん:
「男性が『上限額を150万円に変更してください』とはっきり言ったので、『あれ?』と。例えば『上限額が50万円になっているけれど、もう少したくさん送りたい場合、どうしたらよいか?』と質問をする人はいる。自分から『上限額を変更してください』と言う人は、なかなかいないです」

不審に思った小木曽さんらは、男性に話を聞くと『警察からお金の番号を調べたいから指定口座に、現金を振り込むよう指示を受けた』ことを知り、「ニセ警察詐欺」の可能性が高いと判断しました。小木曽さんらは男性を説得するとともに、警察に通報し、被害を免れることができました。

高浜吉浜郵便局 小木曽美保さん:
「本当に私たちでは見抜けなくて、本当は気付いていないだけで他に被害に遭われている人もいるかもしれないと考えると、心が痛い。できるだけ客に寄り添って気付けるように努力していきたい」

愛知県警によりますと、2026年1月から4月末までに愛知県内で確認された特殊詐欺は1552件。被害額は130億円以上で、被害認知件数・被害額ともに2025年を大幅に上回るペースです。

愛知県碧南警察署生活安全課 杉浦弘佳課長:
「振り込みの上限をあげるように犯人側から促されて、詐欺だと発覚する。こういう事例もある。電話を利用した犯人側からの接触が多くなっているので、警察庁推奨のアプリを入れて対策とってほしい。また愛知県警のアプリ『アイチポリス』があり、防犯情報などが入っているので、活用して特殊詐欺防止に努めていきたい」

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