ニッポンの交通整理システムを世界へ! 高速道路で渋滞知らせる道路電光情報板を日本で初めて開発した企業
高速道路を走って必ず目にするのが、道路情報の表示です。この道路電光情報板を日本で初めて開発したのは愛知の企業です。その企業が今、海外のある国に、交通整理のシステムを輸出しようとしています。
インドの交通カオスに挑む「愛知の技術」
14億人を超える世界一の人口大国、インド。だから車やバイクの量も桁違い。年間16万人が交通事故で死亡しています。そんなインドの高速道路で車線規制。この地で交通整理の実証実験に挑んだのは、日本の自動車王国、愛知の会社でした。かつては交通事故死者数16年連続全国ワーストという汚名に苦しんだ愛知県。その愛知で培われた技術があります。
名古屋電機工業 服部高明社長:
「インドで実証実験を行った交通規制材です」
日本初を開発、国内トップシェアを誇る道路電光情報板
愛知県あま市にある名古屋電機工業。この会社が作っているのは、日本初の道路電光情報板です。1966年に日本で初めて道路電光情報板を開発したのが名古屋電機工業です。
名古屋電機工業 服部社長:
「当時は電話のダイヤル回線。例えば1番はこの表示、2番はこの表示という仕組みで、電話回線に制御データをのせて遠隔制御したというのが、日本初です」
高速道路で日常的に目にする道路電光情報板ですが、間近で見るとその大きさに圧倒されます。
名古屋電機工業 服部社長:
「大きいですね。展示されている製品は、阪神高速向けです」
高速道路で渋滞などを知らせる道路電光情報板。国内トップクラスのシェアを誇ります。
名古屋電機工業 服部社長:
「阪神高速も首都高も名古屋高速も北九州道路公社も、みんな版が違いますので、サイズも違うし。現場に応じたニーズがいろいろあって、同じように見えて結構違うんです」
カオスな交通事情、インドでの実証実験
情報板にはこんな工夫も。LEDの一つ一つに取り付けられているのは「ひさし」です。遠くのドライバーに一瞬で大切な情報を伝えるための工夫です。ドライバーに安全運転を促すこの技術、国際協力機構(JICA)の支援でインド進出に挑みました。ただ現地の交通事情は……。
名古屋電機工業 服部社長:
「まさに混沌としています。一言で言えばカオスな状態です」

















