【豊橋市】保育士が園児に「うるさい」と怒鳴る 市が初の改善勧告 6月には2000人規模の研修へ
愛知県豊橋市内の保育施設で、園児を怒鳴るなどの不適切な保育があったとして、豊橋市が施設の設置者に対して改善勧告を出しました。
市によりますと、2025年9月、市内の保育施設で不適切な保育が疑われる事案があるとの通報が市にありました。これを受け、保育施設が自主的に調査をしたところ、少なくとも2025年4月から、女性保育士1人が、泣いている園児に対し「うるさい」と怒鳴ったり、トイレを15分程度我慢させたりするなどの不適切な保育をしていたことが分かりました。この保育士が担当するクラスの園児の中には、「先生がいるから行きたくない」などと登園を渋る園児もいたということです。
このほかの保育士についても、園児の身体的な特徴などを揶揄するようなあだ名で呼んでいたことも確認されています。
これを受けて市は、4月30日に施設の設置者に対し、不適切な保育が生じた原因を検証し、保育内容や管理体制などを改善するよう勧告を出しました。豊橋市が保育施設に改善勧告を出したのはこれが初めてです。市の聞き取り調査によりますと、勧告を受けた施設側は「勧告を重く受け止め、しっかり対応していきたい」などと話しています。
また、市は再発防止のため、5月1日付ですべての保育施設に適切な保育を実施することを求める文書を発出するほか、6月ごろをめどに市内の保育士約2000人に対し研修を実施する方針です。
今回の事案について市は、施設の特定につながるおそれがあるとして不適切な保育が確認された施設の名前を公表していません。













