創業100年「松屋コーヒー」 記録的な円安と不作でコーヒー豆が4倍に高騰 老舗が下した苦渋の決断

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名古屋・大須商店街にある創業100年の「松屋コーヒー」で、物価高の影響を調べてみました。

コーヒー豆の仕入れ価格は6年前の約4倍値上がり

コーヒー豆の仕入れ価格

ーーコーヒー豆は今、どのくらい値上がりしているんでしょうか?

松屋コーヒー本店 松下和義会長:
「私も70年、このコーヒー商売させていただいておりますけど、今が今までで一番高い時期になっておりまして」

ーーどのくらいですか?

松屋コーヒー本店 松下会長:
「平常の安い時期に比べると、4〜5倍高くなっております」

ーー6年前ぐらいに比べると約4倍高くなっているということですね。ズバリ、この値上げの要因は何なんでしょうか?

松屋コーヒー本店 松下会長:
「やっぱり色々ありますね。今のエネルギー資源とか為替の問題とか。コーヒーの供給自体がうまく行っていないということですね」

ーー様々な要因が重なっているということで、値上がりしているんですね。となると、この松屋コーヒーで販売している豆にも影響しているんじゃないですか?

松屋コーヒー本店 松下会長:
「値上げはさせていただかなきゃいけないわけですけど、なかなか値上がりしただけのものを転嫁することはできてないですね」

ーー100グラムあたりの値段が150円から200円、2025年に比べて高くなっているんですね。種類によっては650円から1000円。

松屋コーヒー本店 松下会長:
「そのくらい身近なところですね。もう4年ぐらい前からずっと高くなっていますからね、もっと上がっています」

珍しい豆は値上げしても買いたいというニーズも

松下和義会長

ーーもう正直に言うと、もっと値上げしたい?

松屋コーヒー本店 松下会長:
「できればそうさせていただきたいです。ただ、われわれも大変ですけど、皆さんも大変なんで、なかなか十分というわけにはいかないと思います」

ーー客にとってびっくりさせてしまうような価格にならないように、最低限の値上げで対応しているということですね。3月31日に店にいらっしゃっている客にお話を聞いたら、この松屋コーヒーでは世界的に珍しい豆も入荷しているということなので、多少値上がりしてもこの松屋コーヒーで豆を買いたいんだというお客さんがいらっしゃいました。

松屋コーヒー本店 松下会長:
「ありがとうございます。それはやっぱりあの、われわれはおいしいコーヒーを出すことを教えていまして、おいしく飲めるから飲んでいただけるということでございます」

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