「息がかかる距離で、かわいいと肩を抱き寄せられた」学長からセクハラ受けたと名古屋芸術大学の学生が会見

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名古屋芸術大学の学生らが、学長からセクハラを受けたとしたとして、会見を開きました。「調査の結果、セクハラ行為と認定できない」とした大学に対して、調査結果の公開を求めました。

学生たちのミュージカルの練習を間近で見る男性。名古屋芸術大学の來住尚彦学長です。この動画が撮影された後、女子学生は、セクハラ行為を受けたと主張しています。

2023年8月、当時大学の非常勤講師を務めていた來住学長は、練習を見学。2日、会見を開いた学生によりますと、練習が終わった後に複数の女子学生を個別に呼び出したといいます。

被害を受けた学生:
「髪の毛触られたり、頭をなでられたり、息がかかる距離で顔がかわいいと何度も言われ肩を抱き寄せられたり。もしここで歯向かったら、コースの予算が削られちゃうのかな、外部(の舞台)に出させてもらえないんじゃないかと思って、ずっと言えずにいた」

学生らは大学に被害を訴え、大学は3月、調査委員会を設置。調査委員会は「処分するべきハラスメントが行われたとは認定できない」と結論づけました。

その根拠について学校側に取材をすると、「学生や対象者のプライバシーを尊重し、非公開としています」と回答がありました。

学生らの代理人を務める弁護士は、学校側に対して、調査結果の公開を求めていく方針です。

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