幹部1人に200万円以上 教員団体から名古屋市教委への金品渡しは86団体中7割

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名古屋市教育委員会が複数の教員団体から、校長などの推薦名簿とともに金品を受け取っていた問題で、推薦名簿を提出していた86団体のうち約7割の団体が金品を渡していたことがわかりました。

2023年度に推薦名簿とともに金品を渡していたのは、小中学校の校長が区ごとにつくる校長会や出身校の同窓会など、約60団体です。

金品は職員の打ち上げなどに使われていたほか、市教委の幹部数人に渡っていたということです。人事案を承認する幹部1人に渡っていた金額は2018年度から合計で200万円以上にのぼるということです。

また、2月19日の定例会見で河村たかし名古屋市長は、問題を調査するチームのメンバーを発表。大学教授と弁護士合わせて5人と松雄俊憲副市長が、関係者に対するヒアリングをしていくということです。

河村市長:
「誰もそれに“ちょっとまずいのではないか”と言わなかったのはなぜなのか。その辺を一番調べたい」

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