【名駅西エリア】ディープスポット巡りへ 「名古屋に関連する本」しか置いていない雑居ビルの書店が話題
名古屋駅の西側に広がる通称「駅西」。戦後には闇市が建ち並び、混沌とした街並みとなっていた駅西エリアです。現在はリニア新幹線開通に合わせ、名古屋駅前の再開発が急ピッチで進められています。
そんな駅西エリアには魅力あふれる店やスポットがたくさん! 知れば知るほど沼にハマる駅西エリアで、注目のスポットをご紹介します。
名古屋に関する本しか置いていない書店
名古屋駅から徒歩4分の場所にある「ホリエビル」は、かつての街並みを彷彿とさせるレトロな佇まいの雑居ビル。「名古屋の本しか扱わない書店」「喫茶店」「ギャラリー」「インテリアショップ」が一堂に会する駅西エリアで評判のスポットの1つです。
ビルに入ってすぐのスペースに設けられているのが名古屋に関する本しか置いていない書店「NAgoya Book Center」。名古屋出身の著者の本と、名古屋にまつわることを記した本のみが置かれているユニークな本屋です。
「観光案内所的な立ち位置になれたら」とビルオーナーの堀江浩彰さんが立ち上げた「NAgoya Book Center」。堀江さんは、名古屋の本だけに絞った理由は「誰もやりそうにないし、面白そうだから」と話します。
堀江さん自身もフリーペーパーを制作していることから、趣味の延長で始めたという「ONLY FREE PAPER NAGOYA」。無人の書店なので人件費はかからず、堀江さん自身がビルオーナーのため家賃もかからないことから、「それなら、まぁいいか」という気持ちで売上ゼロのフリーペーパー専門書店を運営しています。