中日本高速道路 高速道路の橋りょうの耐震補強工事 2038年までに完了する見通し

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テレビ愛知

中日本高速道路は、31日の定例会見で、高速道路の橋りょうの耐震補強工事を2038年までに完了する見通しを明らかにしました。

能登半島地震から1か月。最大震度7を観測した揺れはひび割れや隆起など、道路にも大きな被害を及ぼしました。

中でも高速道路は、地震が発生した際、救援部隊が向かう道路として重要な役割を担っています。しかし、災害への対策については不安もあります。

2023年10月に国の会計検査院が公表した資料によると、2016年の熊本地震を受け耐震補強工事が必要な橋りょうは、ネクスコ3社が管理する高速道路などで、4454橋あるとわかりました。しかし、令和4年度までに工事が完了したのは、およそ1割にとどまっています。

1月13日に策定した新たな工事計画について、中日本高速道路の小室俊二社長は。

中日本高速道路 小室俊二社長:
「これからも指摘を真摯に受け止めて今回策定した新たな耐震補強の計画を着実に進めていきたい」

中日本高速道路は、災害時に緊急通行車両が通れるようにするため、耐震補強工事を2038年までに完了したいとしています。

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