秋冬に咲く桜「小原の四季桜」 紅葉との競演、1万本の四季桜が咲き誇る山里の風景を撮影

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春と、秋・冬に花を咲かせる豊田市小原町の「四季桜」。今、紅葉の見頃を迎え、桜と紅葉が共演する珍しい光景が見られます。幻想的な山里の風景を撮影しました。

葉が散ったあとに花が咲く

春と、秋・冬にかけて2回咲く四季桜

豊田市小原町は、紅葉と桜の競演を楽しめる人気スポットです。眼前には桜と紅葉が織りなす美しい風景が広がります。

小原観光協会 事務局長 水谷隆治さん:
「通常の桜は春に咲きますが、小原の四季桜は春と、秋・冬にかけて、2回咲きます。葉が全部散ってから花が咲くので、花だけが浮かんで見えるんです。それが幻想的な光景につながっています」

白や淡い紅色

秋が1番の見頃となる四季桜。花は小さく、白色や淡い紅色が特徴です。

観光客:
「初めてきました。私は紅葉が好きで、彼女は桜が好き。その両方見えるスポットなので、良いなぁと思って来ました」

東京都や埼玉県から訪れる人も

埼玉県から来た観光客

四季桜と紅葉の見ごろに合わせてたくさんの人でにぎわいます。珍しい風景を求めてバスで訪れる人たちの姿が。

観光客:
「東京から来ました。すごいですね。こんなにたくさん咲いているとは思わなかったです」                  

「すごくきれい。埼玉にはない!」

まるで雪のような見た目

12月初旬まで見頃に

観光客:
「初めてです。きれいです。小ぶりで白っぽい。ふんわりしていて、雪みたいですね」

水谷さん:
「剪定という作業も重要です。その作業を行うところが今、地元住民の力によるもの。高齢化がだいぶ進んできて、やれなくなってきています。これから(四季桜を)誰が面倒をみていくかが課題です。

小原だけでも、1万本の四季桜が植えられています。これだけの景色を見るには小原に来るしかありません」

空から見ると絵具を広げたパレットのような豊田市小原町の四季桜。見頃は12月初旬までです。

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