処理水問題 消費者は「スーパーに置いてあるかどうかで安全安心を判断」福島大学教授が消費行動を解説

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処理水放出が消費行動にどう影響するのか専門家に話を聞きます。

福島大学 小山良太教授:
「不安だから避けるというよりは、よく分からないので、ちょっと周りの様子を見てみようというのはよくあるパターンです」

小山教授は処理水の処分方法を検討する政府の専門会議のメンバーの1人です。大手企業の動向が今後の消費者の行動を左右するといいます。

小山教授:
「消費者の多くはどこで安心・安全かチェックしているのかというと、よく買っているスーパー、大手の企業がしっかりと商品を置いている。商品をずっと置き続けたり、あるいは流通経路を絶たない状況があるというのは、すごくプラスになるんじゃないかなと思います」

一方、中国が日本の水産物の輸入を禁止したことについては、次のような懸念を示しました。

小山教授:
「中国に最も輸出している地域は北海道や九州地方です。そういった漁業者がすごく困るのです。本当は事前の調整をするのが政府の役割。できるだけ早急に問題解決してくれないと困ります」

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