十八代目・中村勘三郎さんも愛した逸品「かつカレー丼」 老舗うどん店・山田屋の伝統の味【名古屋市東区】

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有名歌舞伎役者も愛したメニュー

名古屋市東区にある「山田屋」は、昭和5年の創業から地元で愛され続けている老舗うどん店。愛知県庁や市役所など、公的機関の建物が建ち並ぶ一角で昔ながらの姿で営業しています。

大人気メニュー「かつカレー丼」

数あるメニューの中でも、三世代にわたりお客さんたちをトリコにしているのが「かつカレー丼」。多い日にはお客さんの半分が「かつカレー丼」を注文するほどの大人気メニューです。

「命のダシ」が決め手に

ソウダガツオの身の部分だけをダシに使用

おいしさの源になっているのが、老舗うどん店ならではのダシ。山田屋では名古屋のうどん店でよく使われるムロアジ節やサバ節ではなく、ソウダガツオの身の部分だけでとったダシを使用しています。血合いなどを丁寧に取り除くことで臭みがなく、風味豊かに仕上がったダシは、山田屋のすべてのメニューに使われる「命のダシ」です。

洋風のカレーとは一味違う豊かな風味

山田屋伝統の命のダシにしょうゆとみりんを加え、とろみのある自家製のカレールウを溶き入れることでできる「かつカレー丼」のカレーは、うどん店ならではの透明感のあるスタイル。ダシのきいたおいしさと相まって、洋風のカレーとは一線を画した味わいになっています。

偉ぶらないカツ

そして山田屋の「かつカレー丼」の魅力をさらに引き立てているのが「偉ぶらないカツ」です。国産の豚肉をカラリと揚げたカツの厚さは、ダシのおいしさを引き立てるために、あえてやや薄め。カレーの陰に控え目に隠れながらも、食べればしっかりと存在感のある絶妙なバランスに仕上がっています。

十八代目・中村勘三郎さんの色紙

老舗ならではの「かつカレー丼」のおいしさのトリコとなったのは、地元の人たちだけではありません! 山田屋には著名人もたくさん足を運んでいます。なかでも歌舞伎役者、十八代目・中村勘三郎さんは色紙に「カツカレー丼日本一!」と書くほどの大ファンで、名古屋公演中で店に足が運べないときには出前の依頼を頼むほどでした。

山田屋

名古屋市東区で93年愛され続ける老舗のかつカレー丼。永遠に語り継がれる「名どんぶり」です。

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