「中国線を中心に80万人プラスアルファできれば」中部国際空港 黒字化の鍵は中国からの訪日客

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中部国際空港は2024年3月期の業績の見通しについて4年連続となる赤字予想を発表しました。ただ、インバウンドの回復で、今年度中の黒字化を目指したい考えです。

19日午後、通期の決算発表を行った中部国際空港。2022年度の純損益がおよそ73憶円の赤字となり3年連続の赤字です。また今年度の業績についても純損益を42億円の赤字と予想しました。

中部国際空港の犬塚力社長は、中国からの訪日客が復活の鍵であると話し今年度中の黒字化も狙いたいと話しました。

「できれば今年度中に国際線需要を取り込んで、とくに中国線を中心に80万人プラスアルファとりこむことができれば黒字化も見えてくるのか」中部国際空港・犬塚力社長

中部国際空港では19日からコロナ禍で運休となっていた中国・北京や上海を結ぶ2社の路線が運航再開するなど、インバウンド需要回復への期待が高まります。

一方で、空港の人手不足がより多くの訪日外国人を受け入れる上での課題になりそうです。

「受け入れるための人員が不足していることで中々復便できない意味で顕在化しつつある」中部国際空港・犬塚力社長

中部国際空港では自動チェックインや荷物の預け入れの自動化も中期的に導入したい考えです。

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